見積、請求金額の計算方法
【 粗利益率 約31%(27~35%)を許容範囲】とする

【住宅】の事業については、「設備」と「リフォーム」に分かれる。
計算方法の考え方は「共通」です。「雑費、消耗費」と「諸経費」の
考えかただけは、違うので注意すること。
【住宅/設備】の計算方法
⦅「商品代」+「作業代」⦆×「諸経費5%」=提出金額
【住宅/リフォーム】の計算方法
⦅「商品代」+「作業代」⦆×「雑費、消耗費5%」×「諸経費10%」=提出金額
諸経費について
基本、リフォーム工事は、2社以上の協力業者で工事を行います。
設備工事のように、単独で工事が完了することが少なく、複数の業者と連絡したり、複数の見積作成を行うことになります。営業に取られる時間も多く、「諸経費(10%)」を計上します。
窓工事など単独で工事が行う際は、設備工事と同様に手間がかからないことから、「諸経費(10%)」を取らない場合があります。
※リフォーム工事だけど、1社で完結する場合は、都度上長に報告して判断を仰いでください。
商品の計算方法 「商品 価格表」を参考にする
【商品 価格表】の保管場所
ドロップボックス内→【社内一般】→【価格決定】→「商品 価格表」の金額です。
商品の計算方法 「商品 価格表」に商品がない場合
【定価のある商品】 提出価格の計算手順
【25%ルール適用】 販売+作業が必要 仕切価格に25%を上乗せ!
手順1.仕切価格(%)を調べてください。
手順2.仕切価格(%)+利益価格(25%)を上乗せした価格(%)が=提出価格(%)です。
〈例〉定価10,000円(100%)の商品
※業者から5,000円(50%)で仕入れた場合 + 利益額 2,500円(25%)を計上
提出価格 7,500円となります。
【オープン価格の商品】 提出価格の計算手順
【1.35ルール適用】 販売+作業が必要 仕切価格に掛け算で上乗せ!
手順1.仕切価格(円)を調べてください。
手順2.仕切価格(円)に対して × 利益価格(1.35掛け)= 提出価格(円)です。
〈例〉オープン価格 10,000(円)の商品
※業者から5,000(円)で仕入れた場合 × 利益額 (1.35掛け) を計上
提出価格 6,750円となります。
作業の計算方法 「商品 価格表」を参考にする
【作業 価格表】の保管場所
ドロップボックス内→【社内一般】→【価格決定】→「作業 価格表」の金額です。
「作業 価格表」の金額は、主に設備工事(商品単体の取付など)で前もって設置している金額です。
作業の計算方法 「作業 価格表」に商品がない場合
【住宅/共通】 ※設備、リフォーム、介護では住宅改修に適用
【1.35ルール適用】 外注先(見積など)作業価格に掛け算で上乗せ!
手順1.仕切価格(円)を調べてください。
手順2.仕切価格(円)に対して × 利益価格(1.35掛け) = 提出価格(円)です。
外注作業にはもちろん【1.35ルール】が適用します。今回は、給水材料や床材料などにも【1.35ルール】が適用です。
利益計算として1.35掛けをすると、弊社の決定した利益水準になるよう計算した数字です。

住宅関係の商品には、【1.35ルール】が適用しますが、介護/住宅改修の積算は特殊なルールがあるので、注意が必要です。

エアコンの件については、都度「ナガサワ」に相談してくだい。
提出金額(税込)端数調整の計算方法

見積、請求時の提出金額の調整の仕方について説明します。
・提出金額(税込)が 「十万単」・・・百の位を端数処理を行います。
例:提出金額(税込) 110,800円(算定) → 110,000円(端数処理)
・提出金額(税込)が 「万単」・・・十の位を端数処理を行います。
例:提出金額(税込) 11,891円(算定) → 11,800円(端数処理)
・提出金額(税込)が 「千単」・・・一の位を端数処理を行います。
例:提出金額(税込) 3,788円(算定) → 3,780円(端数処理)
※端数調整できない場合は、繰り下げ方式でおつりを「1円」渡す、提出金額でお願いします。
〈例〉 177,000円(税込)は端数調整できないので、176,999(円)で提出すること。

余談ですが…介護保険や申請が必要な場合は、端数調整の繰り下げはできません。100円単端数調整をしなくていけません。
例 176,900円(税込み)で提出する


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