見積、請求金額の計算方法
【 粗利益率 約50%を許容範囲】とする
作業前の注意点!
【介護/住宅改修】➡介護保険適用の計算方法
⦅「商品代」+「作業代」⦆×「雑費、消耗費5%」×「諸経費10%」=提出金額
注)提出金額(税抜)が 40,000円を下回る場合は、一律で諸経費を4,000円で計上する事。
注)介護保険を利用しない、自費での住宅改修の場合は、「諸経費」は計上しない。

介護保険を利用する場合は、役所などの申請書類を提出することになり、
事務経費が別途かかることから、「諸経費」として経費を計上します。
【配送費について】
介援隊の場合…仕入金額(1配送)につき、15,000円(税抜)以下に対しては、発送時の送料を上乗せする必要があります。
※介援隊の倉庫から、発送の場合は、基本600円(税抜)です。
※メーカー直送などは、配送費が変動がありますので、都度確認してください。
ミクニ管材の場合…TOTO手すり関係は、基本配送費は無料です。
※メーカー直送などは、配送費が変動がありますので、都度確認してください。

【介護/住宅改修】は、「設備」と「リフォーム」の積算が似ていますが、
粗利率が変動する商品が多いです。
また、「雑費、消耗費」と「諸経費」の考えかたが違うので注意すること。
商品の計算方法 「商品 価格表」を参考にする
【商品 価格表】の保管場所
ドロップボックス内→【社内一般】→【価格決定】→「商品 価格表」の金額です。
住宅改修の場合は、商品価格表の条件が適用されています。
参考資料
TOTO手すりの部材 ・・・ 仕切価格に45%を上乗せ!(定価より45%利益)
マツ六手すり部材 ・・・ 仕切価格に35%を上乗せ!(定価より35%利益)
バリアフリータケウチ・・・ 仕切価格に25%を上乗せ!(定価より25%利益)
※バリアフリータケウチの場合は、『別途メーカー配送費』がかかります。
商品の計算方法 「商品 価格表」に商品がない場合
その他メーカー ・・・ 仕切価格に45%を上乗せ!(定価より45%利益)
商品の計算手順
手順1.仕切価格(%)を調べてください。
手順2.仕切価格(%)+利益価格(目標%)を上乗せした価格(%)が=提出価格(円)です。
〈例〉定価10,000円(100%)の商品が仕入れ率が50%の場合
※業者から5,000円(50%)で仕入れた場合 + 利益額 4,500円(表示45%)を計上
提出価格 9,500円となります。
【オープン価格の商品】 提出価格の計算手順
【1.35ルール適用】 仕切価格に掛け算で上乗せ!
※ホームセンターや外注の材料計上の時 セメントや別途金具など
手順1.仕切価格(円)を調べてください。
手順2.仕切価格(円)に対して × 利益価格(1.35掛け)= 提出価格(円)です。
〈例〉オープン価格 10,000(円)の商品
※業者から5,000(円)で仕入れた場合 × 利益額 (1.35掛け) を計上
提出価格 6,750円となります。
作業の計算方法 「商品 価格表」を参考にする
【作業 価格表】の保管場所
ドロップボックス内→【社内一般】→【価格決定】→「作業 価格表」の金額です。
「作業 価格表」の【住改 手すり関係】金額です。
作業の計算方法 「作業 価格表」に商品がない場合
【介護/住宅改修】 ※設備、リフォームでも適用
【1.35ルール適用】 外注先(見積など)作業価格に掛け算で上乗せ!
手順1.仕切価格(円)を調べてください。
手順2.仕切価格(円)に対して × 利益価格(1.35掛け) = 提出価格(円)です。
外注作業にはもちろん【1.35ルール】が適用します。今回は、給水材料や床材料などにも【1.35ルール】が適用です。
利益計算として1.35掛けをすると、弊社の決定した利益水準になるよう計算した数字です。

住宅関係の商品には、【1.35ルール】が適用しますが、介護/住宅改修の積算は特殊なルールがあるので、注意が必要です。
提出金額(税込)端数調整の計算方法

見積、請求時の提出金額の調整の仕方について説明します。
・提出金額(税込)が 「十万単」・・・百の位を端数処理を行います。
例:提出金額(税込) 110,800円(算定) → 110,000円(端数処理)
・提出金額(税込)が 「万単」・・・十の位を端数処理を行います。
例:提出金額(税込) 11,891円(算定) → 11,800円(端数処理)
・提出金額(税込)が 「千単」・・・一の位を端数処理を行います。
例:提出金額(税込) 3,788円(算定) → 3,780円(端数処理)
※端数調整できない場合は、繰り下げ方式でおつりを「1円」渡す、提出金額でお願いします。
〈例〉 177,000円(税込)は端数調整できないので、176,999(円)で提出すること。

介護保険や申請が必要な場合は、端数調整の繰り下げはできません。
100円単端数調整をしなくていけません。
例 176,900円(税込み)で提出する


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